抑うつ症 | 用賀こころのクリニック 用賀駅北口から徒歩1分の精神科
抑うつ症
気分が落ち込む、やる気が出ない、楽しめなくなった、眠れない、食欲がないなどの症状が長く続くことが主な症状です。「こころや体が重くて動けない」状態であり、これを抑うつ状態と呼びます。
抑うつ状態は、器質性(脳梗塞によるうつ病など)・症状性(甲状腺機能低下症によるうつ病など)、薬物(インターフェロンなど)・物質(アルコールなど)による抑うつ状態、他の精神疾患(双極症、統合失調症など)による抑うつ状態を鑑別する必要があります。
これらをすべて除外して、初めて抑うつ症という診断がつきます。
うつ病の生涯有病率は16%といわれています。抑うつ症は原因やきっかけが見当たらない場合が多く、しっかりと休みながら、お薬を服用することも大切となります。きっかけとなる状況や環境がはっきりとしている場合には、それらに対する自身の受け止め方を徐々にかえていくような心理療法が有効なこともあります。