不安や動悸がある | 用賀こころのクリニック 用賀駅北口から徒歩1分の精神科
不安や動悸がある
不安とは、人間が本能的に様々な恐怖から自分を予め守るために心の準備をしておく一環として生じてくる感情です。この不安を感じるときに、心臓がドキドキするというような感覚が伴うことが多く、それらを動悸と呼びます。時にドキドキ心配しながら、人生を安全に歩んでいくのは普通なことです。
しかし、不安や動悸が突発的に生じて、自分の身に危険を感じるほど強い不安にふくれあがることがあり、それらをパニック発作と呼びます。
何か心臓に問題があるのではと内科に受診されて、検査しても何もなかったから大丈夫だと思ったら、また同じような不安の高まりがでてきて、辛い思いをされることがあります。
また、特定の場所(せまい場所、電車、飛行機、診察台の上)などで、自分が逃げることができない状況に追い込まれたときに不安が高まり、そのような場所を避けるようになってしまうことがあります。また、人前で発表するなど、誰もが緊張する場面で不安や動悸が一時的に起こることはよくあることですが、それが不安から恐怖へ変わってしまい、そのような場面を避けるようにし始めることがあります。
これらの場合は、パニック症や不安症と呼ばれる病気が考えられますので、受診をおすすめいたします。
精神科の治療によって、大幅に不安が軽減されることがわかっています。